各部会の紹介

鹿児島県臨床心理士会には現在6つの部会があり、会員は基本いずれかの部会に所属し、それぞれの領域で活動しています。

  • <医療保健領域部会>

    医療保健領域部会は、医療や保健領域で活動している臨床心理士を中心とした部会で、「HIV領域」「精神科領域」の2領域から成っています。「HIV領域」では、HIV医療/心理支援に関わる様々な事柄に取り組んでいます。「精神科領域」では、各疾患への心理療法や医療保健領域の心理支援に関して、会員の皆様のニーズに沿った内容の研修会を企画し、運営しております。
    本部会が、知識や技能の共有・向上はもちろん、部会員同士の繋がりの場となれば幸いです。

  • <学校臨床心理士(SC)部会>

    当部会では、スクールカウンセラーとしての資質向上を図るため、情報交換や相互研鑽の場を定期的に設けています。特に、研修(年6~7回)の企画・運営には力を入れており、「学校現場で知っておきたい最新のトピックに関する学び(ネット依存や緊急支援等)」や「ケース検討」「ピアサポート(情報交換・相互相談)」等をおこなっています。学校現場は、各校で個性もあり、スクールカウンセラーとして求められる内容や動きも異なります。ざっくばらんに語りあって、楽しく学びを深めていける部会でありたいと思います。

  • <高齢者支援部会>

    高齢者支援部会は、主に、“高齢者を対象とした領域で活動している“高齢者支援に興味関心を持っている”臨床心理士の部会です。これまで、高齢者相談会の開催、地域イベントでのブース出展、心理アセスメントに関する情報共有などを行ってきました。今後も、高齢者の心理査定や支援に関する勉強会、情報交換会などを中心に、それぞれ部会員どうし繋がりが持てるような部会にしていきたいと思っています。

  • <子ども家庭支援部会>

    子ども家庭支援部会は、医療、教育、福祉、行政、私設相談など様々な領域で働く会員で構成されています。
    近年は少子高齢化、核家族化、女性の社会進出等が進み、社会的な課題が地域・家庭・個人の生活に大きな影響を与えています。そういった中で子ども達が健やかに育っていけるよう、発達の各段階で生じる親子それぞれの悩みに寄り添うことを心がけています。また、多職種と連携しつつ柔軟で専門性を活かしたサポートを目指し、日々研鑚を重ねています。

  • <産業・組織領域部会>

    産業・組織領域部会は、職場のメンタルヘルス、就労支援、ストレス、産業精神保健等に関心のある臨床心理士で構成されています。昨今、働く人を取り巻く環境は変化し、ストレスを抱えている人々は増加しています。
    産業・組織領域部会では、働く人々の心の健康づくりや職場環境の改善を目指し、援助者としての資質や技術を高めるよう、情報交換や研修会を行っています。

  • <被害者支援部会>